> 名詞の性と数

フランス語の名詞には、男女の性別があります。自然の性をもつ名詞(少女、少年など)であれば、容易に見分けがつきますが、本来は性別をもたない一般名詞もすべて男性名詞と女性名詞にわかれるので、厄介です。辞書には男性名詞、女性名詞の区別が記載されていますので、これを覚える必要があります。フランス語の冠詞には男性形、女性形がありますので、これをつけて覚えるとよいでしょう。

名詞の女性形

男性形にeをつけて女性形をつくる名詞があります。

例: 

étudiant étudiante  
男子学生   女子学生  
ami amie  
男の友達    女の友達  
Japonais Japonaise*  
日本人(男)   日本人(女)  

 *最後にeがつくことによって、tやsの音が発音されるようになります。

 

名詞の複数形

名詞の複数形は原則として単数形にsをつけます。英語と同じですが、このsは発音されないので気をつけましょう。

単数形がもともとsで終わる単語には、重ねてsをつけることはしません。

又、いくつか原則を外れた複数形をもつ名詞もあります。(例:-eauで終る語は複数形にxをつける、-ailで終る語の複数語尾は-auxとする、など)

 

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2001 Sachiko Komatsu-Delmaire