> 否定のヴァリエーション

フランス語では、動詞の前後にneとpasをおいて否定文を作るということは第1課で既に学びました。

ここでは、否定文のヴァリエーションを見てみましょう。

 Je ne veux plus travailler.(私はもう働きたくない)

 Elle ne se maquille jamais.(彼女は決して化粧しない)

 Jean est malade, il ne mange rien.(ジャンは病気で、何も食べない)

 Je n'ai vu personne.(私は誰も見ませんでした)

いずれもne〜pasのpasが他の単語におきかわっていますね。

これらをまとめると次のようになります。

ne 〜 plus もはや〜ない 
ne 〜 jamais 決して(一度も)〜ない 
ne 〜 rien 何も〜ない 
ne 〜 personne 誰も〜ない

 

* rienとpersonneは主語として用いられることもありますので、気をつけましょう。この場合、動詞は3人称単数の活用形を用います。

 Rien ne marche.(何も上手く行かない)

 Personne n'est venu.(誰も来なかった)               

 

練習問題 (1)

練習問題 (2)

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2001 Sachiko Komatsu-Delmaire