> 間接目的補語の人称代名詞
例文を見てみましょう。
1a) Je téléphone à Hélène.(私はエレーヌに電話する)
1b)の文では、動詞の前にluiという言葉がおかれています。これは1a)の文の「à Hélène(エレーヌに)」の代わりとして用いられる代名詞で「彼女に」という意味です。
このように「à+人」を受ける代名詞を「間接目的補語の代名詞」と呼びます。
全人称について見てみましょう。
私に me (m')* 私達に nous 君に te (t')* あなたに(君たちに) vous 彼に lui 彼らに leur 彼女に lui 彼女らに leur *me, teは母音又は無音のhではじまる語の前ではエリジョンしてm', t'となります。
間接目的補語の代名詞の位置は・・・
フランス語では補語人称代名詞は動詞の前におきます。
否定文にするには・・・
Je ne lui téléphone pas. (私は彼女に電話しない)
補語人称代名詞の前にneを、動詞の後にpasを挿入します。
複合過去をつくるには・・・
Je lui ai téléphoné. (私は彼女に電話した)
助動詞(avoir又はêtre)の位置は、補語人称代名詞の後で動詞の前です。
練習問題(1)
練習問題(2)
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